イベントで見た!ロバート秋山扮する「Yoko Fuchigami」からファッションを学んだ話。
こんにちは。映画美容ライターの此花さくやです。
先日、4月下旬に発売されるパナソニックの新製品『衣類スチーマー』のローンチングイベントで、初めてYoko Fuchigamiさんを生で見てきました。
パリとバリのコレクション"のみ”で驚異的に活躍するYoko Fuchigami。イベントでは深~いお言葉を連発。
パナソニックの方がくしゃくしゃのシャツのシワを『衣類スチーマー』を使ってのばそうすると、Yokoが止めに入ります。
「あなたはファッションをわかってない。シワはね、生きてるって証なの。シワがない洋服なんてファッションじゃない」と。(←イベントがおもしろすぎて、録音してなかったので、正確なフレーズじゃないかもしれません)
いやいやいや、この言葉、結構深くないですか?
洋服の話? 人生の話? 整形の話?
メタファー効かせてる、Yoko?
Yoko Fuchigamiがよく言うのは、
「ファッションには3つ以上のストーリーがなきゃダメ」。
「おばあ様からいただいたパールのネックレス」とか、
「カール・ラガーフェルドのシャネルじゃなくって、ココ・シャネルが健在だったころのシャネルのヴィンテージブラウス」とか、
「昨日食べた焼肉の臭いが染み付いているコート」とか、
とにかく、何かしらストーリー性が最低でも3つ以上存在しているスタイルじゃないと、ファッションではないのだとか!
「ひょっとしたらロバート秋山は、Yoko Fuchigamiのキャラを通して、メタフォリックで社会風刺的なメッセージを送っているのでは!?」なんてしばらく考えてしまいましたよ。
「20歳の顔は自然から授かったもの。
30歳の顔は自分の生き様。
だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る」
という、ココ・シャネルの名言が頭によぎりました。
恐るべし、Yoko Fuchigami……。