ジェシーとの間にケミストリーはなかった!? クリステン・スチュワートが映画「カフェ・ソサエティ」について語ったコト。
こんにちは。映画で美活する映画美容ライターの此花さくやです。
皆さん、GWを楽しんでいますか?
今日は映画「カフェ・ソサエティ」主演のクリステン・スチュワートのインタビューを載せたいと思います。(一部抜粋/意訳しています)
ースティーヴ・カレルが演じるリッチな年上の男性と、ジェシー・アイゼンバーグが演じるピュアな若い青年の二人と同時に付き合うヴェロニカをあなたは演じていますよね。二股をかける女性なのに、なぜか好きになってしまいます。男性の心をもて遊んでいるとも言える女性なのに、なぜ皆に嫌われないんでしょうか?
クリステン「(私が人に好かれるって)とっても変でしょう!?笑 私が演じるヴェロニカはいわゆる典型的な1930年の女性ではないわね。あの時代の女性には『こういう風に振舞わなきゃいけない』という制約が多かったのだけれど、ヴェロニカは気にしていないわ。だからかしらね……この映画が描きたかったのは、『人が一生に経験する“違うタイプの愛”』『年を重ねるにつれ、人生観が変わっていく』ということなの。ある日、自分の人生を振り返って『あのとき、こうしていたら~』と誰もが感じる、ということをこの作品は伝えたかったの」
ー作中に散りばめられたシャープで鋭いセリフは、まさにウディ・アレンの真骨頂ですよね。とてもインテンスなラブストーリーだと思いますが、映画での恋愛にどっぷり漬かった後にセットを降りたあと、あなたはどんなふうに感じているのですか? セット上での恋愛を完全にシャットアウトできるのですか?
「それが不思議なことに、相手役のジェシーとは、セットを降りても本当に変な感じがしないの! 撮影中でもプライベートでもギグシャクしたことが一度もないのよ! 本当に彼を愛してるわ」
ー映画では、セクシャルなケミストリーが二人の間には感じられたのですが、セットを降りるとそういったケミストリーは、二人の間にはなかったということ?
「ジェシーとは本当の友情でつながっているのよ。とっても自然体でいられるの! 彼と一緒にいるとちょっと挑発的な女の子だったり、ガーリーな女の子だったり、ナチュラルに演じることができたのよ」
ースティーヴ・カレルと演じることはどうでした? あなたの父親といってもよいほどの年配のスティーヴに恋する演技は難しかったですか?
「私が演じるヴォニー(ヴェロニカ)とスティーヴの役柄には、共通点がたくさんあるの。たとえば、『その瞬間を生きる』とかね。スティーヴは、今まで出会ったなかで一番おもしろい人よ。誰だってそう思うはず。皆がテーブル席で笑わなきゃいけないシーンがあるんだけど、スティーブがいきなり『ハハハハ』ってワザとらしい笑いをして、その笑い方がすごくおもしろくて、本当に皆が笑っちゃったの。だからそのシーンは大成功。彼は、どんな人でもインスタントに笑わせることができるのよ! ホント…どうしてそんなことができるのかわからないけど……」
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インタビュー、いかがでしたか? 『カフェ・ソサエティ』にはもう一人のヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)が登場します。ジェシー・アイゼンバーグ演じるボビーが、1930年代のハリウッドとニューヨークを舞台に、二人のヴェロニカを愛するラブストーリー。
しかも、アメリカの黄金時代が垣間見れるハリウッドとニューヨークのシーンを彩るのは、シャネルの衣装。クチュールドレスもステキですが、レトロガーリーなファッションが特に可愛いんです~!
2011年に「彼女はアメリカのドリームガールだ」とカール・ラガーフェルドに言わしめ、それまでヨーロッパ人でないとシャネルの顔になれないという通説を打ち破りミューズになったブレイク・ライブリー。そして、2016年からシャネルのミューズとして活躍するクリステン・スチュワート。ハリウッドで快進撃中の二人が競演する映画『カフェ・ソサエティ』、GWにオススメです!
5月5日(金・祝) TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開!
© 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC. 公式HP:movie-cafesociety.com
アートの定義を壊すファッション。アンドリュー・ロッシ監督が映画『メットガラ』について語ったこと
こんにちは。映画で美活するをモットーに活動している映画美容ライターの此花さくやです。
4月15日に公開されたドキュメンタリー映画「メットガラ ドレスをまとった美術館」をもう観ましたか? 今回は、監督のアンドリュー・ロッシのインタビューをご紹介したいと思います。↓海外サイト『the Film Experience』のジョズ・ソイルとのインタビューより(部分的に抜粋して意訳しています)。
ーこの映画の題材を決めた理由は?
↑アンドリュー・ロッシ監督
ロッシ監督「ヴォーグ誌に映画を作ることをアプローチされたんだ。パーティについてではなく、アートの役目、ファッションビジネス、アンドリュー・ボルトンの“旅”を通じて明らかにするメットガラの裏舞台、メットがなぜ素晴らしい美術館なのか、アナ・ウィンターの素顔、などについて興味があった。
反対に、メットガラの華やかさ、煌びやかさだけにフォーカスするのは興味がなかったんだ。ただ、アンドリューの企画展が注目を集めるためには、メットガラの“華やかさ”がやはり必要なんだと実感した。そして、モデルがレッドカーペットで素晴らしい衣装を着て歩くこと自体が、実は“パフォーミングアート”だと思ったんだよ。
例えば、デザイナー、グオ・ペイの黄色いドレスをリアーナが着てレッドカーペットを歩くことによって、着ているドレスが単なるファブリックではなくなる。衣装から透けて見えるリアーナという“生き方”と、2年もかけて作られたドレスが合い混ざって“the Queen of the Night”としての圧倒的な存在感を放つんだ。シンデレラのようにメットの階段を上るリアーナ、なんてエキサイティングなんだろうーー」
-本作で私の好きなシーンは、ビヨンセ、ケイティ・ペリー、シエナ・ミラー、ウマ・サーマンらがリアーナのライブで踊っているところなんです。ファッションを題材にした映画は「世俗的で浅い」という印象をうけやすいと思うのですが、私には監督がアメリカのソーシャルクラス(階級社会)を描いているように感じました。
どちらかというと貧しい階級出身のリアーナが上流社会のパーティーであるメットガラのスターにのぼりつめる。そして、少年の頃からメットで働きたかったアンドリュー・ボルトンもメットでキュレーターとして成功する……。アメリカンドリーム的なストーリーにも仕上がっているように見えます。
「まったくそのとおり。ファッションの役割はロマンスとファンタジーだよ。ファッションは“贅沢品”以上の意味がある。この作品では、ファッションはジェンダー、セクシュアリティ、ポリティクス、階級、クリエイティビティを表現する“心”だと伝えたかった。それに、ファッションは自分たちのバックグラウンドや過去から逃避するためのものでもあるんじゃないかな」
ーアンドリュー・ボルトンの企画展がひときわ印象的な理由は、テーマに潜む“会話”にあると思います。マックイーンの企画展では、「死と欲望」。映画に出てくる『鏡の中の中国』展では「東洋と西洋の会話」。二つの異なる世界が“会話”しているように思えます。監督も、本作を撮る際に“会話”という点を意識しましたか?
↑キュレーターのアンドリュー・ボルトン。穏やかで知的なファッションおたく!
「この映画もそうだけど、前作の『アイボリー・タワー』でも“Institution”の裏舞台にフォーカスしたつもりだ。あるカルチャーの重要な部分に焦点をあてて、“なぜ重要と考えられているか”を分析してみたんだ。『アイボリー・タワー』ではテクノロジーを“破壊的な力”として描いているけれど、反対に、『メットガラ』では服飾部門が“破壊的な力”としてポジティブに作用していることを描きたかった。
ファッションは、絵画や彫刻とかなり異っていて、観客をひきつける力が非常に強く、資金集めのプラットフォームになっている。だからこそ、メットは幅広い客層を得られることができた。しかし同時に、19世紀に確立された“アートの定義”を破壊してしまったんだ。この矛盾が、“会話”として映画に描かれていると思う」
ロッシ監督のインタビュー、いかがでしたか? “二つの世界の会話”という視点、おもしろいですね~!「ファッションはアートか?」という論争は特に新しくないのですが、メットガラという分かりやすいイベントに落とし込んだところがこの映画の魅力。
だからこそ、高尚なテーマのドキュメンタリーなのにスリリングなリアリティ番組のようで、観てて飽きないんですよ!(特に、ジェニファー・ローレンスの歩き方や表情がおもしろい~!)
私もメットガラの裏側について記事を書いたので、よかったら読んでみて下さいね。
映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』はBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開中
写真:(C) 2016 MB Productions, LLC
間近で見た!「速水もこみち」の包丁さばきと小顔がスゴいって話。
↑メキシコ駐日大使らと。記者会見はメキシコ大使館で行われました。
こんにちは。映画美容ライターの此花さくやです。
今日は、あの"速水もこみち氏”がメキシコ産アボカドの新CM発表会
に登場するというので、駆けつけました!
もこみち氏が登壇するなり、記者の女性陣の瞳孔が開きっぱなしでギラギラ。
いやぁ、女性ってイケメン見ると本当に瞳がきらっきらっするんですね~。
もう、私も取材のことをすっかり忘れてバッテリーが切れるまで写真撮りまくっちゃいました。
さくっとアボカド料理を作っちゃうもこみち氏。
こんな男性が家でご飯を作ってくれたら、もう「あなたは家にいて。家から出ないでずっと私を待ってて!」って感じですよね~。
↓「ご飯できたよ~」なぁんて女性陣の妄想は逞しくなってたハズ!
しかも、包丁さばきがこなれてる~。お皿の盛り付けもセンスよし~。
背が186cmもあるのに女よりも小顔で、手足も長くて、髪までステキなんですけど! もう完璧すぎ……あ~……違いすぎる……家にいる誰かと違いすぎる……。
↑背が高いのでテーブルがやったら低い笑。
ビタミンE以外にも1日に必要な食物繊維の半分以上を1個で摂れるアボカド。
もこみち氏のアボカドレシピ、今度作ってみようっと。
今日は、本当に心の美活をしたわ~。
なぜこんな結末を!? 映画『モン・ロワ』のマイウェン監督がカンヌ映画祭でこう答えた。
こんにちは、映画美容ライターの此花さくやです。
ただ今公開中のフランス映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』をもう観たでしょうか?
「愛とは全てを受け入れること」なんてよく言いますが、パートナーが浮気しても借金しても、愛しているからといって相手を許せるものでしょうか?
……答えは人それぞれだと思いますが、大人なら必ず悩んだことがある「愛の定義」を私たちに投げかけてくる映画なんです。
■あらすじ
主役のトニー(エマニュエル・ベルコ)は知性とユーモアにあふれる有能な弁護士。そんな彼女がある晩、パリのクラブで学生時代に憧れていたチャーミングなジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)に再会します。ドラマチックな恋の果てに二人は結婚しますが、次第にジョルジオの身勝手さに耐えられなくなるトニー。かわいい子供も生まれますが、ジェットコースターのような結婚生活はあまりにも激しい……。「嫌になったからって別れていたら、結婚生活なんて送れない」「彼の欠点を受け入れてこそが愛じゃないの?」という葛藤に悩まされながらも、トニーがとった決断は……?
■エマニュエル・ベルコとヴァンサン・カッセルが超絶上手い!
この作品は、2015年カンヌ映画祭でトニー役のエマニュエル・ベルコが女優賞を受賞(同時受賞は『キャロル』のルーニー・マーラ)。同じ女性として共感できる女性の生々しさををエマニュエルが熱演しています。美人じゃないけど、なんだかかっこいい。かっこいいけど危うい。危ういけど冷静。どこか守ってあげたくなるような女性を素晴らしく演じています。そして、そんなエマニュエル・ベルコに匹敵する芸達者のヴァンサン・カッセル。ひどい男だけど憎めない、女ならこんなに口説かれてみたいと思わせちゃうチャーミングさ!
■監督はリュック・ベンソンの元妻、マイウェン!
すれ違う男と女の愛憎を描いたのは、リュック・ベンソンの元妻で役者でもあるマイウェン監督。2006年に『Pardonnez-moi』で監督デビューし、2009年に『Le Bal des actrices』、2011年には『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』を監督。セザール賞の最優秀作品賞のほか、監督賞、脚本賞にもノミネートされたことのある期待の監督です。
2015年カンヌ映画祭でのインタビューをYoutubeで見つけたのでその模様をご紹介します!(意訳しています)
■バッドエンディングはなぜ?
インタビュアー「また、バッドエンディングな映画を作りましたね笑」
マイウェン「映画のエンディングは色々な風に解釈できると思うわ笑。ハッピーエンディングとは言えないかもしれないけれど、例えば、トニーの視点では、彼女は自分を再構築しているの。あるカップルの単なる別れを描いたわけではなくて、観る人の心の持ちようで色々な見方があると思うわ」
インタビュアー「マイウェン、あなたは女優としても活躍していますがなぜ自分では演じなかったのですか? なぜ、エマニュエル・ベルコを主役に選んだのですか?」
マイウェン「この映画の前に撮影した3作品は自分が演じたの。私のトリロジーは自分が出演して完成したから、自分が出ない映画を一度撮影してみたかったの。トニーの役はとても複雑で難しい役。この役を演じながら監督業もこなすのは正直私には出来ないと思ったのよ。それに、エマニュエルはとてもフレッシュでユニークで、なによりもミステリアス。彼女はこの役をパーフェクトに演じてくれたわ」
インタビュアー「エマニュエル、あなたはこの映画で素晴らしかった!この役の準備はどのようにしたのですか?」
エマニュエル「映画の撮影はまるでボクシングのリンクに上がるようなもの。勝つか負けるかわからない――。役者はたくさん即興するの。私は、ガイドラインをマイウェンにあらかじめ示してもらって、その上で色々とマイウェンに提案されるのが好き。ヴァンサンはこういうやり方が好きじゃないけれどね」
インタビュアー「ヴァンサン、あなたはマイウェンのやり方をどう思いましたか?」
ヴァンサン「自由に演じさせてくれて、本当にマイウェンには感謝してもしきれない。まずセリフを役者に読ませて、即興をさせてくれるんだ。といっても、俳優がなんでもやってよいわけではなくて、ただ、表現の仕方に役者自身の体験を使っていいんだ。つまり、ガイドラインは根底にあるし、マイウェンのオリジナルメッセージは決して失われていない。役者に好きなように表現させてくれるけれど、マイウェンは最後にきちんと編集して映画のテーマが失われないようにする。結果、素晴らしい映画が出来上がったんだよ」
インタビュアー「ルイ・ガレル(トニーの弟、ソラル役)、あなたの役柄は一番客観的な立場を保っていると思います。トニーの弟として客観的でいながらも、とてもユーモアに満ちていますよね。この映画はおもしろくて笑うシーンがたくさんあったのですが、とくにあなたのシーンは楽しかった。あなたの役柄をどのように分析しますか?」
ルイ「ソレルってまるでエマニュエルの守護神みたいな存在だよね。いつも彼女に警告したり、悲劇を予測したり。実は、出来上がったこの映画をまだ観ていないんだけど、マイウェンには“トニーを守る弟の役にしたい”と話していたんだ」
■パリジャンヌのスタイルがオサレ~!
パリ最先端のレストラン、インテリア、パリジャンヌ・シックなファッションがとってもオシャレな本作。パリジャンヌは色使いがとっても上手なのです。私もファッションについて書いたのでよかったら読んでみてくださいー。
愛に悩んでいる人にこの映画はオススメですよ!
© 2015 / Les Productions Du Trésor - STUDIOCANAL - France 2 Cinéma - Les Films de Batna - Arches Films - 120 Films – All Rights Reserved
イベントで見た!ロバート秋山扮する「Yoko Fuchigami」からファッションを学んだ話。
こんにちは。映画美容ライターの此花さくやです。
先日、4月下旬に発売されるパナソニックの新製品『衣類スチーマー』のローンチングイベントで、初めてYoko Fuchigamiさんを生で見てきました。
パリとバリのコレクション"のみ”で驚異的に活躍するYoko Fuchigami。イベントでは深~いお言葉を連発。
パナソニックの方がくしゃくしゃのシャツのシワを『衣類スチーマー』を使ってのばそうすると、Yokoが止めに入ります。
「あなたはファッションをわかってない。シワはね、生きてるって証なの。シワがない洋服なんてファッションじゃない」と。(←イベントがおもしろすぎて、録音してなかったので、正確なフレーズじゃないかもしれません)
いやいやいや、この言葉、結構深くないですか?
洋服の話? 人生の話? 整形の話?
メタファー効かせてる、Yoko?
Yoko Fuchigamiがよく言うのは、
「ファッションには3つ以上のストーリーがなきゃダメ」。
「おばあ様からいただいたパールのネックレス」とか、
「カール・ラガーフェルドのシャネルじゃなくって、ココ・シャネルが健在だったころのシャネルのヴィンテージブラウス」とか、
「昨日食べた焼肉の臭いが染み付いているコート」とか、
とにかく、何かしらストーリー性が最低でも3つ以上存在しているスタイルじゃないと、ファッションではないのだとか!
「ひょっとしたらロバート秋山は、Yoko Fuchigamiのキャラを通して、メタフォリックで社会風刺的なメッセージを送っているのでは!?」なんてしばらく考えてしまいましたよ。
「20歳の顔は自然から授かったもの。
30歳の顔は自分の生き様。
だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る」
という、ココ・シャネルの名言が頭によぎりました。
恐るべし、Yoko Fuchigami……。
ふくらはぎを細くするには「ラン」が一番!? 道端ジェシカの美脚に驚いた話。
↑髪を触る仕草がなぜそんなに可愛い!?
昨日、生理周期連動型パーソナル美容アプリ「LunaRitta」のローンチングイベントで、道端ジェシカさんがご自身が実践する美容法を披露するというので取材に駆けつけました!
ジェシカさんには都内でなんども遭遇しており、その美しさは知っていたけれど、マジマジとそのお姿を拝見した(というか、遠慮なしにジロジロ見れた)のは今回が初めて。
しかし、とっても溌剌とした健康美に打ちのめされてしまいました。さすが、ジェンソン・バトンを射止めた女性。なんというか、内側からキレイオーラが放っているんですよ。今までにも美しい芸能人は何人か見てきましたが、ヘルシービューティでいったら、彼女がNo.1!(妖精度で言えば、NYのレストランで隣の席に座っていたアン・ハサウェイが神ってました~。あまりに人間離れしたデカ目に魂が抜かれるかと思いましたよ)
ジェシカさんの美しさで一番目についたのは、ふくらはぎ!
↑ふくらはぎにさえ、品格が……。
足首が締まっててまっすぐなんです! ガチで細いんですが、骨っぽいチキンレグスでもないし、上質な筋肉がうっすらとついたようなふくらはぎなんです。なに、この上質な感じ? なに、なに?
一緒にいたヨガインストラクター兼美容ライターのお友達が分析するところによると、「あれは、“ラン”だね」とのこと。
ジェシカさんは、キックボクシング、ランニング、ヨガ、トライアスロンと幅広く運動をされているようですが、あの美脚を作っているのはランニングが一番の理由かもしれません。もしくは全部ミックスー!?
ということで、運動嫌いな私もランしてみようとちょっと思いました。まずは可愛いウェアを買って自分を精神的に追い込まねば~。
PS ジェシカさん、理路整然なトークもお上手でした!あ~同じ人間とは思えない…。
恋をすると女性ホルモンが増える?専門医が語る「女性のカラダ」にまつわる嘘6つ
今日は珍しく映画ではなく、女性のヘルスについてのコノ話。
2月24日(金)にドコモ・ヘルスケア株式会社が主催した「大人女子のため“カラダのキモチ”セミナー」へ行ってきました! お目当ては産婦人科医である宋美玄(ソン ミヒョン)先生。
ソン先生はフジテレビの「とくダネ!」で木曜日のレギュラーコメンテーターとしてもご活躍なさっていて、著者も多数出されている2児の母です。そんなソン先生が“女性のカラダにまつわる嘘”についてお話するというのでチョ~期待して参加しました。
期待どおりとってもおもしろかった! 先生の飾らない人柄に参加者全員、たちまち魅了されちゃいましたよ~。
そこで、セミナーで特に興味深かった、世間で囁かれている「女性の体にまつわる“嘘”」を皆さんとシェアしたいと思います。
■1:昔の女子はナプキンを使わずともよかった!?
答え:嘘
女性の生理については怪しい昔話を聞いたことがありませんか? 昔の女性は骨盤底筋が鍛られていたので生理の血を膣内に閉じ込めておけた……とかなんとか。
ソン先生によると、骨盤底筋がどんなに鍛えられていても生理をコントロールすることはできないのだとか。昔の女性は私たち以上に生理では苦労していたんです。
しかも、骨盤底筋は鍛えれば鍛えるほど、硬くなる筋肉だそう。この筋肉が硬くなりすぎると、便意が分かりづらくなったり出産時に開きづらくなったりするのだとか。
つまり骨盤底筋を鍛えすぎるのもよくないということ。なんでもやりすぎはよくないのですね。とはいえ、安産や尿もれには骨盤底筋トレーニングが効果的だと聞きます。骨盤底筋トレーニングが気になったら、医師に相談するとよいかもしれませんね。
■2:生理さえあれば、妊娠する!?
答え:嘘
たまに50歳ぐらいで妊娠したというニュースを聞きますが、やはりニュースになるくらいだからレアなケースだそう。生理がある=排卵がある、という図式は正解なのですが、生殖能力は30代後半からどんどん低下します。個人差もあり、妊娠する方法にもよりますが、一般的には42、43歳を過ぎると妊娠が難しくなるのです。
↑大盛況のセミナー!!!必死にメモする美容ライターたち。
■3:布ナプキンで冷えが改善したり妊娠しやすくなったりする!?
答え:嘘
通常の紙ナプキンから布ナプキンに切り替えると、カラダが温まったり婦人病が予防できたりするという話を聞きますが、冷えや疾患と布ナプキンの因果関係は証明されていません。
ソン先生によると、綿素材は速乾性がないので濡れるとますます冷えてしまい、布ナプキンが冷えの改善になるとは言えないそう。病気の予防に関しても未だ臨床結果では証明されていないのだとか。
■4:恋愛で女性ホルモンが増える!?
答え:嘘
ドコモヘルスケア株式会社が女子大生309人を対象に独自アンケート調査を行ったところ、「恋愛すると女性ホルモンが出ると思う」と答えた人は全体の88%、思わないと答えた人は12%という結果に。
「セックスをしたらキレイになる」と実しやかに世間では囁かれていますが、女性ホルモンが原因ではないらしいのです。
ソン先生曰く、恋愛ホルモンといわれる“オキシトシン”という脳内ホルモンが出ることはあっても、恋をすることでエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが出ることはないのだとか!
■5:生理痛のときに、薬を飲むことは体に悪い!?
答え:嘘
同調査では「生理痛のときに薬を飲まないほうがよいと思いますか?」という質問をしました。「薬を飲まないほうがよいと思う」と回答した人は全体の48%、「薬を飲んでもよいと思う」と回答した人は52%という結果が。約半分の女性が、薬=体に毒、だと思っているようです。
しかし、ソン先生はそんなことはないと断言します。摂取した薬は体から排出されるので、生理痛のときに必要以上に我慢するのはやめましょう! 特別な事情がある場合を除いては、鎮痛剤を飲んでもよさそうです。
■6:冷たい食べ物や冷房で子宮が冷える!?
答え:嘘
「冷たい食べ物や冷房で子宮が冷えると思う」と答えた女子大生は全体の77%にものぼりました。
実際におばあちゃんやおかあさんに「腰を冷やすな!」と口を酸っぱくして言われたことがありませんか? 私も若い頃、ミニスカートをはいておばあちゃんに「腰が冷える」と叱られたことがあります。
ところが、子宮というのは体のなかでも特に暖かい場所。カキ氷を食べたり、冷房にあたったりすることが原因で子宮が冷えることはないそうです! 妊活中の皆さん、夏はアイスを食べてもいいんですよ~。
セミナーの最後に、ドコモヘルスケア株式会社から、『カラダのキモチ』アプリの説明を受けました。10万ダウンロードを突破したこのアプリを私もダウンロードしてみました。基礎体温や体重データのグラフ、妊娠しやすい時期、痩せやすい時期が一目でわかるのはおもしろい~。
過去の生理日にもとづき、生理日や排卵日を予測してくれるので、かなり使えそう!
さらに、排卵の周期によって、リフレッシュ期(生理中)、ハッピー期(生理後~排卵前)、リラックス期(排卵後←イライラしたりお腹が張ったりする)、スロー期(生理前←体や心が不調になりやすい)という4つに分けて表示してくれるんです。
今後、イライラしたりキーッとしたりしたときは、スマホをみて自分の状態を把握しようと思います笑。
しかし、ソン先生のお話はむっちゃくちゃおもしろかった! また行きたいな~!!!